「げっ,マムシだ・・」土蛇には愛着があるのに,毒蛇となると動機がし始める。

SNSフォローボタン

フォローする

仕事へ行こうと玄関に鍵をかけ,ふとわきの深さ30cmほどの溝のわきの見ると,子蛇が一匹目に入りました。我が家には代々家に居ついた長い長い茶色の土蛇がおり,玄関先で脱皮したりテラスで一休みしたり,夏には卵を産んで,巨大ミミズのような赤ちゃん蛇が庭をはい回るのですが,その日目に入った蛇は,明らかに短い。そしてひし形っぽい模様がありました。

くねくね小文字のダブリューみたいになってる。「げっ,マムシだ・・」土蛇には愛着があるのに,毒蛇となると動機がし始める。長い棒で追い払いたくても,その棒があるのは溝の向こう。マムシはとびかかることもあるというので,溝をまたぐこともできない。頼りの旦那はすでに一足先に出勤。運悪く,頼りになるお隣のおじいちゃんもいない。このまま逃がしても,マムシにおびえながら暮らさなければならない,出勤時間は迫る。どうするどうする,どうする私。

突き刺すモリのようなものもない。苦渋の決断,庭の花壇のレンガを引っぺがして,子マムシの上にぽいっと投げた。見事命中。しかし,1個では安心できない。さらに,花壇を破壊して,レンガを合計6個ずんずんと重ね,とどめにコンクリートブロックを載せました。これなら,さすがにつぶれて命はないだろう・・と,とりあえず出勤。肝の太い私も,さすがにかまれたらどうしようと,ドキドキ動機が止まらず,困りました。

帰宅後,旦那に事の一部始終を説明。お隣のご主人,おじいちゃんにも説明。まだほかにいるかもしれないので,注意喚起したのち,積み重ねたレンガをいつまで放置するかって話になりました。みなさんはもう死んでいるだろうから,外せばとおっしゃるが,私は念には念を・・せめて1か月放置させてくださいとお願いして,そのままにしておきました。

そして,1か月後,どきどきしながら,レンガ瓦とブロックを撤去すると,なんと・・・レンガの下には何もない。跡形もない・・・・。みなさんは,「ほんとにマムシがいたの?」と疑いのまなざし。いや,絶対にいて,絶対に見事押しつぶしたのです。分解しちゃったのかな?? 真相は闇の中なのです。

ミミズやナメクジなら,ありえないくらいの細い隙間も忍者のようにペタンコになって逃げていきますが,脊椎動物のマムシにはそんな芸当は無理だとは思うのですが,痕跡がないのが不思議。よく焼酎に1年くらい付けたマムシが生きていたって話を聞きます。ありえない生命力で逃亡したのか・・・・・。どうも近くにマムシは住んでいるみたいで,去年はお隣のおじいちゃんが見つけて殺処分してくれました。

餌になる小動物がいて,水気があると,蛇が来るというのですが,家の周りの環境はそうそう変えられません。温暖化で,夏が年々熱くなると,ますますこれからも警戒しなければなりませんが,消えたマムシ氏は今も謎なのです。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする