コクゾウムシ発生の体験は悪夢のよう、米粒の中に幼虫を生む虫

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私は28歳のフリーターです。今回は私が遭遇した恐怖の害虫体験についてみなさんに説明していこうと思います。大学生活を始めて最初の夏、私は夕飯のためにご飯を炊こうと流し台の下に入れておいたプラスチック製の米びつを取り出しました。さて、ふたを開けて計量しようとカップを手に取って中身を眺めていたところ、見知らぬ黒い影がちらほら。最初は米が悪くなって黒くなったのかと思ったのですが、よく見るとその影が動いているじゃないですか。

米粒より少し大きいくらいのその虫が見えているだけでもあちらこちらに七匹ほど。私は口に入る食べ物である米の中に得体の知れぬ虫が入っていることの嫌悪感と、密封されているはずの空間のどこからこの虫が混入したのかという恐怖でパニックになってしまいました。その虫を見るだけでも気持ち悪く、まずは米びつと距離を置いて逃げました。テレビをつけて虫に対して冷静を装いながら対策を考えました。

正直、虫に触ることは考えたくなく、まったく気は進まなかったのですが、何もしないとずっと米櫃の中に虫が居続けるというのもいつか大量発生して部屋に飛び出して来るんじゃないかと思えたのです。とりあえず、相手の正体を確かめるべく、ネットで検索すると虫の名前はコクゾウムシという名前で、どこかから米櫃の中に入ったわけではなく、米粒の中に幼虫を生む虫だとわかりました。

それを知った私の感想はそんな幼虫が入っていた米を食っていたのか、もうこの米は食いたくないというものでした。いろいろと考えた結果、やはり虫に触ることや部屋に逃がすことは考えたくなく、この虫を駆除できるのならば米自体の犠牲は構わないと思えたので、この虫を米ごと捨てようと思い立ちました。ビニール袋を用意して、ふたを閉じたまま米びつを包み、口を結んでそのまま燃えるゴミに出しました。

まだ新しい米びつももったいない気もしましたが、虫の発生というハプニングに陥ってしまったそれはどうも汚いもののようにも思えたのです。それからしばらくは米を食べる気が出ず、パスタなどの麺でしのいでいました。しかし、米を食いたい欲は我慢できず、コクゾウムシについて調べたところ、ある程度の温度より下では生きることができないという情報が出たので、米は冷蔵庫に保存することにしました。

それからコクゾウムシに遭遇することはなかったですが、コクゾウムシ発生の体験は悪夢のように脳裏に染みついて忘れられません。

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