アシナガバチの成虫や、やや小さい若い蜂が10数匹留まっており、一斉に飛び上がった。

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兵庫県で電気技術者をしている37歳男です。この夏、エアコン室外機の中にアシナガバチが巣を作り、駆除に奔走しました。発見したのは7月初め、この夏はじめてエアコンの電源を入れた昼前のことでした。春先まで問題なく動いていたエアコンが動かないのです。室外機と通信できないエラー表示が出ていました。

メーカーサービスに連絡しようかとも思いましたが、いや機内のコネクタくらいなら自分でも確認できるかも、と思い室外機の上蓋をドライバで外し、蓋を持ち上げ内部を覗いたときでした。体長3cm程度のアシナガバチの成虫や、やや小さい若い蜂が10数匹留まっており、一斉に飛び上がったのです。これには私も飛び上がって驚き、蓋を投げ出して逃げたのでした。

私は蜂が大の苦手です。あのオレンジと黒の不気味な色合いがどうしても受け入れられません。

至近距離で蜂が一斉に飛び立つ恐怖、そんな蜂の集団が一斉に飛び立つところを至近距離で見たのです。髪の毛が逆立つような恐怖体験でした。置き場所が戸建ての1階であり周囲が広かったので逃げられましたが、これが逃げられない場所であればトラウマになっていたでしょう。

その後、蜂が周りを飛び回る室外機を遠巻きに観察していたのですが蜂は室外機の隙間に出入りしており、いなくなりません。どうやら中に巣を作ってあるようです。家電量販店の知り合いに電話し、エアコン修理と一緒に蜂の駆除もしてくれるか聞いてみたのですが、「無理。危ないから駆除してから呼んでね」とのつれない返事。仕方がないので自分で駆除することにし、できるだけ遠くから攻撃できるように蜂用の殺虫スプレー「ハチアブマグナムジェット」を用意しました。

室外機に向けて(内部の基板を壊す覚悟で)噴射しては逃げ噴射しては逃げを繰り返し、30分あまりでとりあえず蜂の出入りがなくなりました。室外機から離れたもののまだ周囲の草木に留まっている蜂も根気よくスプレーで駆除し、その後エアコンのメーカサービスに来てもらいました。駆除は成功していましたが、サービスマンも警戒しながら蓋を開けていたことが印象的でした。

後で見てもらったところ室外機のファンの羽に営巣の跡があり、底板に巣が落ちていたことから、エアコンが運転を始めたときに巣が振り回されて落ちたのではないかとのことです。アシナガバチは穏やかな習性の蜂だといいますが、突然巣を壊されパニックになったであろうと思います。

幸い家族は屋外におらず、おそらく室外機から一斉に飛び出したであろう蜂と鉢合わせしなかったことは幸いでした。エアコンは直りましたが、もう二度とこんな危険は御免なので今後の対策に季節の変わり目は室外機にしっかりカバーすることにしました。

アース製薬 スズメバチマグナムジェットプロ 550mL

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