天井の隙間から何百匹もの羽アリが湧いて出てきて、白いレースのカーテンを覆いつくしていた

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実家で両親と同居中の40歳、現在は家事手伝いをしています。4年前の4月下旬頃、夕方帰宅すると、2階の自分の部屋に大きめの黒いアリが30匹ほど死んでいるのを発見しました。そのときは「何で餌もないはずの2階までアリが上がってきたんだろう?」としか思っていませんでした。

その数ヶ月後、知り合いにその話をしたところ、それはシロアリではないかと言われました。不安に思いましたが、その後すぐに忘れてしまい放置していました。翌年、ゴールデンウイーク中の良く晴れた日の昼下がり、1階のリビングでテレビを見ていたところ、窓際に何かの気配を感じました。

見ると、天井の隙間から何百匹もの羽アリが湧いて出てきて、白いレースのカーテンを覆いつくしていたのです。玄関や2階にも、羽アリが山のように発生していました。パニックになりましたが、30分ほどかけて何とか掃除機で吸い取りました。その羽アリをネットで調べてみると、やはりヤマトシロアリでした。

業者にシロアリ駆除をお願いしようかと思いましたが、私は薬品にアレルギーがあり、蚊取線香すら喉が痛くなるため使えません。そのうえ、室内で犬を飼っており、当時まだ1歳にも満たない姉の子供もたまに泊まりに来る状況だったため、できることなら薬剤を散布したくありませんでした。

とはいえ、放っておくと家の柱を食われ、傾きや倒壊の危険もあります。

どうしたものかとネットで調べたところ、イカリ消毒の「シロアリハンター」という商品を見つけました。四角いプラスチック製の容器の中に、誘引用の木材と、シロアリの脱皮を阻害する薬品を含んだ紙餌が入っている商品です。それをシロアリが巣食っている柱や、床下、家の周りの土の中に埋めて、シロアリを駆除するという仕組みです。

我が家の床下には自力で潜ることができなかったので、仕方なくシロアリが湧いて出てきたリビング付近の地面を中心に、家を囲むようにしてシロアリハンターを埋めました。2階のシロアリが食いついてくれるか不安でしたが、とりあえず様子を見ることにしました。埋めてから2週間ほど経ったころ、地面に埋めていたシロアリハンターをそっと取り出してみました。

すると、おびただしい数のシロアリが容器の中の餌を食べていました。あっという間に餌はなくなり、新しいシロアリハンターを追加で購入しなければならないほどでした。そのうち、シロアリハンターの中にいたシロアリはどこかへ行ってしまいました。

本当にシロアリを駆除できているのか、すぐにはわからないので、ずっと不安に思っていました。しかし、私の心配をよそに、翌年から羽アリはまったく発生しなくなりました。今年も発生しなかったので、我が家のシロアリはいなくなったと思われます。

犬や赤ちゃんに負担をかけるかもしれない薬品を撒かずして、シロアリ駆除できて、本当に助かったし、ホッとしました。

イカリ消毒 シロアリハンター業務用 15個入

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